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筑紫 (巡洋艦)[つくし]
筑紫(つくし)は、大日本帝国海軍の巡洋艦で、日本海軍初の帆走設備を全廃した艦である。 ==艦歴== 元はチリ海軍が発注した3隻の巡洋艦の内の1隻、「アルトゥーロ・プラット(Arturo Plat)」である。清国海軍の超勇級防護巡洋艦「揚威」と「超勇」の2隻は同型の姉妹艦である。 イギリス、ニューカッスルのアームストロング社エルジック工場で起工された。設計はサー・エドワード・リードにより行われた。レンデル式砲艦と防護巡洋艦の過渡的な艦であった〔。南米の太平洋戦争での勝利が見えたことなどから、建造途中で契約が解除された〔チリ海軍によれば、80,000ポンドで日本に売却したとだけあり、解約の点については触れていない。〕。その後も工事が続けられ竣工したものを、日本海軍が1883年6月16日に購入した。 日清戦争、日露戦争などに参加したが、1906年雑役船に編入され、1911年に廃船となり売却された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「筑紫 (巡洋艦)」の詳細全文を読む
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